2010年 01月 25日
登り窯・やちむんの里
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登り窯


      登り窯というのは、幾つもの部屋に分かれた窯が、斜面に沿って下から上へと連なっています。
      これを連房式登窯というそうです。
      やちむんの里には、3つの登り窯があって、
      入り口から順番に言うと、金城次郎窯、共同窯(写真)、そして北窯です。

      やちむんの里の入り口から坂道を上っていくと、急に視界が開け、
      そこに、この窯がドーーーン!!と登場するので、かなりインパクトがあります。
      観光パンフレットやガイドブックなどの写真には、
      必ずと言って良いほど、この共同窯の写真が写っているので、
      予備知識のなかった私は、やちむんの里には、この窯一つだけなんだと思ってしまいました(>_<)

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      「登り窯の構造」って程、詳しく説明できないのですが…
      尚子さんから教えてもらった事を少し紹介させて頂きますと…

      登り窯というのは、いくつかの部屋に分かれていると、書きましたが、
      その部屋(焼成室)の事を、と呼ぶそうです。
      金城窯には袋が6つあります。 共同窯は9つ、北窯は13。     
      他の窯と違うのは、金城次郎窯の名の通り、この窯は、金城一門の窯だということです。
      この日、尚子さんの案内で、工房の裏手にある金城次郎窯へ案内してもらいました。
      工房を出、深い木々の茂る中を歩き始めた途端、
      身体が冷やりとするような、不思議な空気の流れを感じ、
      身が引き締まる瞬間!! 

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窯です…(ピンボケでごめんなさ~いo(_ _*)o)

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沖縄のやちむんは、琉球松でないと良い作品が出来ないそうです。


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こちらは、金城次郎窯・宮陶房の焼成室、「袋」の内部。
奥の方に見える丸い穴。 (写真が撮り易いようにと、電気で照らして頂きました。)
ここから薪を次々と投入するのだそうです。
 
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この棚に、作品を並べて火入れ!
私が見学させて頂いた時は、窯出し後のお掃除をされている時。
火入れの時には、この棚がもう一つ前に置かれ、何とか人一人が通れるくらいの隙間しかなくなるそうです。
(陶工さんは、スレンダーでないとダメって事ですね~笑)



      火入れ。
      三日三晩、たき続け、そして、火入れの日から窯出しの日まで寝ずに窯を見守り、
      火を入れた時間と同じくらい時間をかけて冷ますのだそうです。
 
      もしかして私…
      信じられないほど幸運なんじゃないですか?
      だって、普通、見る事の出来ない場所に入らせてもらい、 その上…
      傍で解りやすく、やちむんの出来上がるまでの説明をしてもらえるなんて…
      罰当たりそう(>_<)
      でも、とても貴重な体験をさせてもらえて幸せ!!

      尚子さん、そして、尚子さんのお母さん、どうもありがとうございました。
      私…、今まで以上に「やちむん」への関心が大きくなりました。
      同時に、「沖縄の芸術」への関心も益々大きくなっています。

      あの日、シーサが結んでくれたこのご縁…
      いつまでも、いつまでも大切にさせて頂きます。
      本当にありがとうございました。

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宮陶房の番犬・KUROくん。
番犬… なんだけど、まだ子供なので遊びたくって仕方ない様子^^
このつぶらな瞳… 可愛い!!


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by triton1201 | 2010-01-25 21:48 | 出逢った風景(沖縄)


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