2010年 12月 02日
小樽運河 着工してから9年… 大正12(1923)年、北運河を含め約1140mの小樽運河は完成しました。 え?この運河そんなに長いの? って思われるかもしれませんが、 この写真の位置からは見え難いですが、運河はずっと奥の方まで続いています。 ただ、その景観はかなり違いますけどね~^^ 散策路を歩いていると、微かに潮の香りがします。 この運河は、陸地に水路を掘って造ったものではなく、 沖合を埋め立て陸地にし、その海の一部を水路として残して造られたのがこの運河で、 「埋め立て式運河」と呼ばれるそうです。 当然運河の水は海水なので、潮の満ち引きもありますよ^^ 札幌に開拓使が置かれたのが明治2年。 以降、開拓はどんどん進み、人も増え物資の流れも増加し… やがて石炭や木材、穀物類などの道外への輸出や、石狩湾に面したその立地の良さから、 大陸への航路が開かれ小樽は賑わいを増してゆきます。 そんな時代にこの小樽運河は誕生しました。 運河誕生の翌大正13(1880)年には、手宮←→札幌間に北海道で初めての鉄道が開通し、 益々小樽は栄えていったようです。 貨物を保管する為に建てられた運河沿いに並ぶこの倉庫群… 石造り倉庫のように見えますが、実は内部の柱や梁は全て木で組まれています。 そして、その間を石で繋ぎ、更に外側に石材を積んで外壁にしています。 木骨石造建築というそうで、当時の小樽の倉庫は殆どこの技法が使われていたそうです。 外壁に漆喰ではなく石を使った理由は、小樽の気候。 冬の寒さからくる凍結を防止する為に石材が使用されたようですね。 浅草橋街園から眺めるこの倉庫群は観光パンフレットや雑誌でもお馴染みの風景♪ いつ訪れても観光客の方々が記念撮影をされています^^ そしてこちらは小樽港。 その北運河の様子は又次回に…^^
by triton1201
| 2010-12-02 21:41
| 北海道
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トリトンです☆ 大好きな沖縄の風景を中心に、 旅で出逢った風景、地元&ちょこっとお立ち寄りの街の風景などを載せています。 ※当サイト内全ての写真の無断複写・転載・配布等一切を禁止しております。 by トリトン カレンダー
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